コム・デ・ギャルソン

コム・デ・ギャルソンとは、日本のデザイナー川久保玲が立ち上げたプレタポルテのブランド。

日本のブランドだが、パリを中心にコレクションを展開。

日本のカリスマブランドと言えば、筆頭に名前が挙がるブランドです。

コム・デ・ギャルソンの登場は、服飾の既成概念を崩壊させました。

モノトーンカラーを使い、布地のねじれや歪み、シンメトリーなどの手法を取り入れ、わざと生地を傷ませたり穴を開けたりする非構築的で斬新な表現法は、多くの外国人デザイナーに大きな影響を与えました。

当時のプレタポルテ業界では、ほとんど黒が使われませんでしたが、コム・デ・ギャルソンの作品の発表以来、世界的に黒が流行。

まさに「アート」と呼ぶに相応しい、黒を基調としたそのアイテムは、「黒の衝撃」「ジャパネスクカジュアル」などと呼ばれ、世界中から注目を浴びました。

また、「カラス族」なる流行語も生まれました。

コム・デ・ギャルソンはパターン数が多い反面、1つの型の生産数が少ないため、需要超過となっており、高価なブランドとしての地位を確立しています。

また、細やかなチェックが必要とされるその製造工程は、「アートファクトリー」と呼ばれています。

他人と同じことはしない、同じ布地は二度と使わない、前シーズンのスタイルを踏襲しない、というコム・デ・ギャルソンの潔さが、多くのファンを魅了し続ける秘訣かも。

コム・デ・ギャルソンの確かな技術と情熱、縦横無尽なイマジネーションによるデザインは、これからも人々を刺激し続けるでしょう。